漢方薬
漢方薬について
漢方薬というとどんなイメージをお持ちですか?
現代的ではない、考え方が複雑で難しい、自分の体調に合ったものが見つからない、飲みにくい…
しかし、漢方は現代の皆様にとって必要なもの。
これまでの漢方の見る角度を変えてみてください。
昔から人間は地球上の動物や鉱物を、食物や薬として利用してきました。
私たちは先人の知恵として、例えば一本の植物にもいろんな性質があることを、蓄積された情報として受け取ってきました。
その植物を体に取り入れることにより、体を暖めたり、冷やしたり、胃腸に効いたり、肺に働いたり、身体中に栄養をとどめたり、いらないものを体の外に排出したり…
それが生薬(しょうやく)の薬味(やくみ)、薬性(やくせい)です。
このようなことを知らなければ、胃腸に効くからといって、胃の冷えている人に体を冷やす薬を使うと、余計に具合が悪くなります。
そのためには「丁寧な問診」と「生薬の知識」が必要になってきます。
同じ病気だからといって、病気によって薬が決まっているのではなく、同じ病気でもその人によって使う薬が違うのです。
病原菌をやっつけるのではなく、体のバランスを整えることにより、それに立ち向かう体力や抵抗力をつけるのが漢方薬(中医学)の考え方です。
ですので、一般のドラッグストアにある薬を自分の症状で購入するという方法とは全く異なります。
また、漢方薬は服用を続けることにより「未病(みびょう:まだ病気になっていないが将来なるであろう病気)を予防する」という側面ももっています。
漢方薬は、その使い方によっては素晴らしいものです。
森田草楽堂では、漢方薬の奥深さを十分に実感し、よりよい方法で皆様の健康と生活に役立ちたいと心から願っております。
漢方薬がおすすめの理由
今気になっている体の状態が良い方向に向かい、楽しく過ごすことができればどんなに素晴らしいことでしょう。
-
体全体のバランスをとることにより、体をより良い状態にもっていく
細菌やウイルスに感染すればそれをやっつける、ある一部を取り出して悪い所を切り取ってしまう、それも一つの方法ですが、再び感染したり、ある一部が良くなっても体全体がだるい、食欲がないなどの症状を訴える人がいます。そういう時に別の方法で体全体のバランスをとることにより体を今より良い状態にもっていくことができるのです。
人を正面から見ていたら分からない事も、横から斜めから見ることにより分からなかったことが分かるようになるのです。 -
お客様ひとり一人の状態に応じて ご提案ができる
丁寧な問診、舌診により、体の状態、好みに対応できるのです。
-
未病を予防するという側面がある
(未病=まだ病気になってないが将来なるであろう病気)
生活習慣病の糖尿病や血圧の高い方に対して血糖値を下げ、血圧も下げても、血管の壁にべったりはりついた糖が変化したものなどはとれません。それを流してやる事により血管は保たれ合併症を防ぐことができるのです。
私達が何より嬉しく思うのは「もっと早く来れば良かったわ」「私だけではないのですね」「大分楽になりました」というお声を聞き、自ら前を向いて進んでおられる姿を見ることです。
LINEで問い合わせる
比較的ゆっくりと ご相談できる時間帯
月 10:00〜17:00 / 金 10:00〜17:00 / 土 10:00〜15:00